入試情報

2021年度 大学「新」入試制度と
高大接続改革について

技術革新などに伴い、社会構造も急速に、かつ大きく変革しており、予見の困難な時代の中で新たな価値を創造していく力を育てることが必要です。そのためには、『学力の3要素』(1.知識・技能、2.思考力・判断力・表現力、3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)を育成・評価することが重要であり、高校教育・大学入試・大学教育の3点を一体的に、改革を進めていく必要があります。こうした考え方から、2021年度入試(2021年度入学者)から新しい入試制度が実施されます。


2021年度入試はこう変わります

入試区分については、多面的・総合的な評価の観点からの改善を図りつつ、各々の入学者選抜としての特性をより明確にする観点から、次のように名称が変更となります。

変更前 変更後
  • AO入試
  • 総合型選抜
  • 推薦入試
  • 学校推薦型選抜
  • 一般入試
  • 一般選抜
  • 大学入試センター試験
  • 大学入学共通テスト

1入試制度の名称変更と専攻方法

  • 一般入試
  • 一般選抜

高校の成績も重視主体的な学習活動報告

  • 推薦入試
  • 学校推薦型選抜
  • AO入試
  • 総合型選抜

2大学入学共通テストの実施フロー(予測)

10月〜11月

高校生の学びの基礎診断

面接・小論文

①2019年度から実施予定(試行)国語・数学・英語の3科目 ②高校が受ける時期や回数を選択(校内実施)
  • 学校推薦型選抜
  • 出願期間11月以降
    合格発表12月以降
  • 総合型選抜

出願開始8月→9月以降/合格発表→11月以降

1月〜2月

大学入学共通テスト(思考力・判断力)

英語民間試験(4技能)

大学独自試験

受験生ポートフォリオ

  • 一般選抜

AO入試 → 総合型選抜

改革内容

現行のAO入試の調査書出願書類に加え、新たに学力評価を義務づけされます。
少なくとも下記いずれか一つの活用を必須化することとしています。

  1. 各大学が実施する評価方法等(例:小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績等)
  2. 「大学入学共通テスト」の利用
入試時期と評価について

志願者本人の記載する資料(例:活動報告書、入学希望理由書、学修計画書等)を
積極的に活用する。出願時期は9月以降(現行8月)、
合格発表時期は11月以降(現行では設定無し)となります。
また、変更する観点は以下のとおりです。

  1. 「学力の3要素」を多面的・総合的に評価するために必要な期間を考慮すること。
  2. 高等学校教育や本人の学習意欲への影響等の観点から、教育上、より適切な出願時期とすること。
  3. 学校推薦型選抜の出願時期も考慮し設定すること。

推薦入試 → 学校推薦型選抜

改革内容

推薦書において

  1. 本人の学習歴や活動歴を踏まえた「学力の3要素」に関する評価を記載すること
  2. 大学が選考方法にあたり、上記内容を活用すること
入試時期と評価について

出願時期は11月以降(現行通り)、合格発表時期は12月以降
(現行では設定無し)になります。
また、各時期を設定した観点は以下のとおりです。

  1. 高等学校の推薦を踏まえ、「学力の3要素」を多面的・総合的に評価するために必要な期間を設けること。
  2. 総合型選抜との関係も考慮すること。

一般入試 → 一般選抜

改革内容

推薦書において

  1. 筆記試験に加え、調査書や志願理由書や学習計画書(高校での主体的な学習活動・探求活動・ボランティア活動・部活動などが入試では活用されます。
  2. 各大学の入学者受入れの方針に基づきどのように活用するのかについて、各大学の募集要項等に明記することとしています。
※志願者本人の記載する資料とは
活動報告書。例えば、「総合的な学習の時間」等において取り組んだ課題研究等、学校の内外で意欲的に取り組んだ活動等。
(例:部活動、ボランティア活動、生徒会活動、資格・検定、各種大会・コンクール、留学・海外経験等)
志望理由書や学修計画書の内容について、学部等の教育内容を踏まえ(a)入学希望理由(b)学びたい内容・計画(c)卒業後を見据えた目標等を記載させること。
入試時期と評価について

一般選抜の入試時期については、大学入学共通テストは1月に実施され、
国公立大、私立大学は従来の日程で実施される予定です。

  1. 必要な「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」を的確に評価するため以下を促進することとしています。
    ・「大学入学共通テスト」の積極的な活用を図る。
    ・個別大学における入学者選抜においても教科・科目に係るテストの出題科目の見直し・充実に取り組む。
  2. 次に、高等学校学習指導要領における言語活動(例:説明、論述、討論等)の重要性を踏まえ、論理的な思考力・判断力・表現力等を適切に評価するため、以下を促進することとしています。
    自らの考えを立論し、さらにそれを表現するプロセスを評価できる記述式問題の導入・充実に向けて取り組むこと。記述式問題において評価すべき能力や出題の意図等を明示するよう努めること。
    (例:国語を中心として、複数の素材を編集する等)
  3. 各大学は、受験生に英語の試験を課す場合、4技能(聞く・読む・話す・書く)を総合的に評価するよう努めることとしています。
大学入学共通テストについて

高大接続改革を踏まえ、「大学入学共通テスト実施方針内容」を取りまとめました。
大学入試センター試験との大きな変更点としては、マークシート式問題における知識の深い理解と思考力・判断力・表現力を重視した作問への見直し、記述式問題を国語と数学で導入、英語4技能評価を重視し民間の資格・検定試験の活用も可能となりました。

名称 大学入試センター試験 大学入学共通テスト
実施年度日程 2019年度まで 2020年度から
日程 1月中旬 2日間 1月中旬 2日間
出題教科・
科目
6教科30科目 センター試験と同じ
※2024年度〜簡素化を検討
出題形式 マークシート式

数・国で記述式を導入
※2024年度〜は地公・理も導入検討

国語
80〜120字程度を3問程度
出題範囲は古漢除く「国語総合」
マークシート問題とは別の大問
数学
「数Ⅰ」「数Ⅰ・A」で出題
数Ⅰの範囲を3問程度
マークシート問題と混在の出題
試験時間70分に延長
英語 2技能を評価
(Reading / Listening)

4技能を評価、民間の試験を活用
民間試験の受験は高3の4〜12月に2回まで2023年度までは民間試験と共通テストの英語を併用(大学が利用方法を指定)

成績結果・
提供方法
  • 各科目1点刻みで採点し合計点を提供
  • 国語は「近代以降の文章」「古文」「漢文」の3分野を別々に成績提供
  • マーク部分は現行より詳細情報(設問・領域・分野ごとの成績、段階別表示などを検討)を提供予定
  • 国語は一括提供を検討
  • 英語はCEFRの段階別評価
  • 記述式は段階別評価(3〜5段階)

※2017年7月 文部科学省「大学入学共通テスト実施方針」より


大学入試センター試験 → 大学入学共通テスト

改善点

大学入学共通テストの出題として「思考力・判断力・表現力」を中心に評価がなされます。特に、「自ら課題を発見し、答えが一つに定まらない問題に解を見出していくために必要な諸能力」が重視され、それらの諸能力を評価する作問が、各教科・科目について検討されています。また、他の教科・科目や社会との関わりを意識した内容など、教科を越えて知識・技能を活用することが求められる出題も想定されています。
出題形式についても、「思考力・判断力・表現力」をより適切に評価するために、センター試験のように複数の選択肢の中から1つの正解を選ぶ形の問題だけでなく、記述式の問題や、多数の正解があり得る問題など、多様なパターンの出題が導入されます。

これまでの評価主体

正解が1つ
試行錯誤してその正解にたどり着く

知識+技能(応用)

これまでの入試問題の設問形式

  1. 筆者の言いたいことをまとめなさい
  2. この資料から読みとれる摂関政治の特徴を書きなさい(日本史)

学んだ内容を整理し、記述回答

入試問題の傾向が
大きく変わる

これからの評価主体

正解が1つでない、正解がない問題に対して
手持ちの知識でどれだけ回答できるか試される

思考力・判断力・表現力 主体性・多様性・協調性

これからの入試問題の設問形式

  1. ある事象に対して「どうしてこうなったか」の背景・理由をまとめなさい
  2. 南北問題について何が問題になっているかだけではなく、なぜこれだけ格差が広がったのかを考えなさい(世界史)

英語については、「話す」「書く」「聞く」「読む」の4技能を重視する観点からの出題が検討されており、これまでのセンター試験では出題されなかったWriting(書く)・Speaking(話す)の技能も評価対象とすることが方針として示されましたが、特にSpeaking(話す)を評価することが難しく、現状の大学入試でも広く活用されている外部検定試験を枠組みとして活用する事となっています。

入試時期と評価について

大学入学者選抜で英語4技能評価を実施する資格・検定試験は、学習指導要領との整合性、CEFRに対応した段階別成績表示、実施場所の確保、セキュリティや信頼性など試験内容・実施体制等が入学者選抜に活用する上で必要な要件を満たしている必要があります。資格・検定試験の結果については、CEFRの6段階別評価と併せて提供し、基本的には大学や大学団体の判断で活用していただくこととなります。


高大連携の推進としての入学前教育の充実

早期に合格が決定した後の学習意欲を継続する観点から、
以下のような内容を促進することとしています。

  1. 特に12月以前の入学手続き者に対しては、入学前教育を「積極的に講ずる」こと。
  2. 各高等学校においても、大学と連携し学習意欲を維持するための必要な指導を行うよう努めること。
  3. 学校推薦型選抜の場合、合格決定後も、高等学校の指導の下に、高大連携した取組を行うことが望ましい。

例:入学予定者に対して大学入学までの学習計画を立てさせ、その取組状況等を高等学校を通じて大学に報告させる等。


入試改革情報

2021年度入試改革に関する各大学の情報は、以下大学HPより詳細をご確認ください。
(発表次第、随時リンク先を公開致します)

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